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碁盤斬り イオンシネマ銚子で見る

碁盤斬り 白石和彌監督の時代劇、落語の「柳田格之進」をベースにした映画ですね。この落語は、YouTubeで柳家小三治師匠のものを何度か聞いている。ろうそくの灯りの映画ですね。碁を打つ部屋がリアリズムなのか、江戸時代らしく、碁を打つ部屋の中、ろうそくの光で描かれています。草彅剛が、柳田格之進の役ですね。劇場の大画面だから、このろうそくの薄暗いシーンも素敵です。横浜にいたころの14型のテレビだとどう見えるのだろうかな。 ろうそくの映画と言えば、フランソワ・トリュフォーの一連の作品や塩田明彦の「春画先生」、スタンリー・キューブリックは「バリー・リンドン」何か思い出すね。 小泉今日子の顔は老け顔の化粧をしているのかな。貫録を感じましたね。 1日旅人パスで、外川駅・銚子駅・イオン銚子を往復したアンリ小林でした。

鬼平犯科帳 血闘 イオンシネマ銚子で見る

 外川から無料バスでイオンに行き、11時35分の回を見る。 鬼平犯科帳 血闘 時代劇は、テレビでやらなくなって久しく、伝統的な劇映画制作が危ぶまれていると心配しているが、ちゃんとした映画作りをしているのかな。背景の縦線が奇麗だね。画面が映画らしい。悪役の網切の甚五郎役の北村有起哉が良いね。ところどころに過去の回想というかフラッシュバックして説明的であるが話が分かりやすい。殺陣も良かったかな。 ラストの方で、次のエピソードの予告のようなシーンがあり。続きは時代劇専門チャンネルなのか。 というわけで面白かった。 帰りも無料バスで外川まで帰りました。

ゴジラxコング 新たなる帝国 イオンシネマ銚子で見る

 ゴジラxコング 新たなる帝国 東宝のゴジラシリーズもゴジラが人類の味方になると設定で子供向けで客を取り込もうとしたところで面白くなくなったという日本映画の歴史がある。時代時代で悪役として復活して映画として面白くなるという繰り返しだった。 今回のアメリカ映画もゴジラが人類の味方になっていくという日本映画の歴史と同じ道を進んでいるのかね。 この映画では、ゴジラ以外にもモスラを登場させている。東宝はキャラクターの著作権収益を得たのかね。キングギドラは名前だけ出てきた。アンギラスは出てこない。 シャーロック・ホームズの原作者コナン・ドイルの書いたSF、ロストワールドみたいな地底の世界が出てきてちょっと面白い。 別件 昔見た「キングコング対ゴジラ」、高島忠夫が出たやつをちょっと思い出した。キングコングが船で日本に運ばれてくるシーン良かった。

黄金の馬車:Prime Videoで見る

 以前、日比谷シャンテシネで見た記憶のあるジャン・ルノアールの「黄金の馬車」であるが、アマゾンPrime Videoで見る。クレジットが英語だったから英語版なのかなと思ったらセリフはフランス語版でした。DVDは英語版のようですが、望んでいたものを見ることが出来た。ルノアールは、英語、フランス語、イタリア語版を作ったようである。 イタリアの旅芸人が、スペイン統治下のペルーに行く。その船で一緒に運ばれたのが黄金の馬車だったのね。以前見たときは、黄金の馬車の奇麗な色が良く判らなかったが、今回は比較的良く判った。芝居を見て、「イタリア語は判らない」というセリフがある。フランス語版だが、芝居や芸人同士の会話はイタリア語で話されているという設定なのね。ルノアールの「大いなる幻影」では、フランス人はフランス語、ドイツ人はドイツ語、貴族の会話はフランス語、秘密の会話は英語というふうにやっていたのが一つのテーマだったが今回は違ってますね。面白い。アンナ・マニャーニが笑う笑い声が大きくて何だか笑える。アンナ・マニャーニをめぐって男が三人、そして黄金の馬車はどうなるのだという物語ですね。

カトリーヌ・ドヌーヴ 来銚

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群馬高崎で映画の撮影をしていると噂を聞いていたカトリーヌ・ドヌーヴが、銚子・外川に来たらしい、近所の金兵衛食堂でチャーハン食べたらしい。太陽の里犬吠に宿泊したらしいという噂でした(伝聞の伝聞の伝聞)。木曜日に、金兵衛食堂からドヌーヴと同じチャーハンの出前を頼みました。チーママは、名物天ぷらラーメンに初挑戦でした。 世界的な大女優だものね。私もそこに居合わせたかった。2週間ぐらい前の話です。 ドヌーヴが来たのが撮影のためか、銚子で休日を過ごしたのか判りません。 金兵衛食堂のチャーハン 食べる前でビニールを取る前でちょっと光っている これからはチャーハンはドヌーヴと呼ぼうかな

ジャン=リュック・ゴダール/遺言 奇妙な戦争、画家ボナール ピエールとマルト、瞳をとじて

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3月20日から23日に、東京、横浜と宿泊し、ゴダールの遺作「遺言 奇妙な戦争」、ビクトール・エリセ「瞳をとじて」、その他3本の映画を見てきました。 そもそもは、横浜でのフランス映画祭で映画を見て、その前後でゴダールと、エリセの映画を見ようと目論んだ。横浜でのフランス映画祭で「画家ボナール ピエールとマルト」を予約する。それで前日はゴダールで、土曜日朝にエリセを見ようと決めた。 3月20日 弟は僕のヒーロー このイタリア映画は、予告編をちょっと前に見たよな。いつどこで見たのだろう。コメディなのでしょうが、ちょっと私が笑えないのは、外国映画だかなのだろうかな。ダウン症の弟がうまいと感じた。 ポトフ 美食家と料理人 ジュリエット・ビノシュの後ろ姿のヌードに痺れた。トラン・アン・ユン監督作品。ブノワ・マジメルってこんなに歳だったか、74年生まれなのだから少し老け役をやっているのね。 ジャン=リュック・ゴダール/遺言 奇妙な戦争 ナレーション(ダイアローグ)と文字情報(テキスト)、そして映像というゴダールの遺作になるのか。野生の鳥の鳴き声は今回は入っていなかったね。20分ほどの作品でした。 3月21日 無理しない ケガしない 明日も仕事! 新根室プロレス物語 新根室プロレスという団体は、プロレスに少し興味のあるアンリでも知らなかった。登場する素人プロレスラー、平日は他の仕事をしている人々の生きざまですね。アンドレザ・ジャイアントパンダというのはどこかで聞いたかな。 画家ボナール ピエールとマルト ヴァンサン・マケーニュが画家のピエール・ボナールを演じる。マケーニュというとコメディ系の映画によく出ている印象がある。出て来るだけで笑う客がいたよなあという過去の経験、印象を私は持っているが何の映画だったのだろう。今回はいつもの風貌とも違う。コメディではない。映画後の質疑で、役のために痩せたということでした。日本でも人気で、これからますます人気が出ると質疑の中で質問した人が言っておられた。窓を開けて外に出るシーンが何回かあったかな。川に入るシーンも多かったね。 写真は監督のマルタン・プロヴォとヴァンサン・マケーニュが両脇にいて、箱根ラリック美術館に秘蔵されていたボナールの絵La Rue (通り)とともにポーズ取ったものです。写真撮影時間(フォトセッション)ということで、慌ててスマホの

Kindle版出版:ロカルノ映画祭に行きたい!(改訂:紙バージョン追加)

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4月6日 改訂です。一部の方から紙バージョンはないのかと言う意見があったので、ペーパーバック版を出すことにしました。いわゆる注文が入ってから印刷する受注発注ですね。それで自分で買ってみました。注文から配達まで速いことに驚く。印刷も表紙(表裏)は厚い紙でカラー印刷、なかは薄い普通の紙でモノクロ印刷でそれが製本されている。プリンターで印刷、製本機で製本、アマゾンの封筒に入れて宛名のシールを貼って、クロネコヤマトで配達まで、全部自動なのかもね。デジタルしていますね。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 3月29日 「ロカルノ映画祭に行きたい!: 普通の映画ファンが海外の国際映画祭に参加して世界最速で新作映画を観る方法 Kindle版」を出版しました。紙の出版ではなくて、デジタルデータなのですね。 3/29まで出版記念の無料キャンペーンです。本日まで、無料でダウンロードできます。私もダウンロードしてみました。 Kindle unlimited で、契約されている場合はいつでも無料で読めます。 無料ダウンロードは、ゼロ円の商品を買う形ですね。また、Kindleを読む無料ソフトも必要なので新しいパソコンにダウンロードしてようやく自分の商品を無料で読むことが出来ました。 https://www.amazon.co.jp/dp/B0CW1LZ5RN 風流小茄子さんという共同の著者は、私の友人ですが、彼の提案、助言によりロカルノ映画祭体験を本の後半で書きました。御礼を申し上げます。 こんなやり方で本の出版って出来るのですね。