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いちめんのなのはな

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 5月8日に山形蔵王温泉に出かけた。山形駅からバスで蔵王温泉向かう。途中バスの窓から菜の花が広がる景色が見えた。「いちめんのなのはな」が繰り返される山村暮鳥の詩を思い出す。蔵王は高原だから、関東の平地では終わっている菜の花がこの時期でも見られるのね。このひらがなで「いちめんのなのはな」が繰り返される詩は、いろいろな人が引用・言及している。高校時代同級生のMさんも言及しておりました。これはどうしても写真に撮りたいなあ思ったが、バスは過ぎていく。しょうがない、帰りのバスで撮影しよう。という訳で蔵王温泉で一泊した後、帰りのバスでは、菜の花はまだか、どこだったっけと目を皿のようにして窓から「いちめんのなのはな」を探し求めておりました。バスの停留所、上野(うわの)とアナウンスされたあたりで、「いちめんのなのはな」と再会する。 写真と撮ったけれど、動くバスのバスの窓越しに撮影された写真なので、上手に「いちめんのなのはな」が撮影できたとは程遠いなあ。人間の目には、いちめんなのであろうが、写真はわく(フレーム)で切り取るのでなおさら「いちめんのなのはな」には見えないですね。 まあ良いではないか。久しぶりに山村暮鳥の詩を思い出した。