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碁盤斬り イオンシネマ銚子で見る

碁盤斬り 白石和彌監督の時代劇、落語の「柳田格之進」をベースにした映画ですね。この落語は、YouTubeで柳家小三治師匠のものを何度か聞いている。ろうそくの灯りの映画ですね。碁を打つ部屋がリアリズムなのか、江戸時代らしく、碁を打つ部屋の中、ろうそくの光で描かれています。草彅剛が、柳田格之進の役ですね。劇場の大画面だから、このろうそくの薄暗いシーンも素敵です。横浜にいたころの14型のテレビだとどう見えるのだろうかな。 ろうそくの映画と言えば、フランソワ・トリュフォーの一連の作品や塩田明彦の「春画先生」、スタンリー・キューブリックは「バリー・リンドン」何か思い出すね。 小泉今日子の顔は老け顔の化粧をしているのかな。貫録を感じましたね。 1日旅人パスで、外川駅・銚子駅・イオン銚子を往復したアンリ小林でした。

鬼平犯科帳 血闘 イオンシネマ銚子で見る

 外川から無料バスでイオンに行き、11時35分の回を見る。 鬼平犯科帳 血闘 時代劇は、テレビでやらなくなって久しく、伝統的な劇映画制作が危ぶまれていると心配しているが、ちゃんとした映画作りをしているのかな。背景の縦線が奇麗だね。画面が映画らしい。悪役の網切の甚五郎役の北村有起哉が良いね。ところどころに過去の回想というかフラッシュバックして説明的であるが話が分かりやすい。殺陣も良かったかな。 ラストの方で、次のエピソードの予告のようなシーンがあり。続きは時代劇専門チャンネルなのか。 というわけで面白かった。 帰りも無料バスで外川まで帰りました。

ゴジラxコング 新たなる帝国 イオンシネマ銚子で見る

 ゴジラxコング 新たなる帝国 東宝のゴジラシリーズもゴジラが人類の味方になると設定で子供向けで客を取り込もうとしたところで面白くなくなったという日本映画の歴史がある。時代時代で悪役として復活して映画として面白くなるという繰り返しだった。 今回のアメリカ映画もゴジラが人類の味方になっていくという日本映画の歴史と同じ道を進んでいるのかね。 この映画では、ゴジラ以外にもモスラを登場させている。東宝はキャラクターの著作権収益を得たのかね。キングギドラは名前だけ出てきた。アンギラスは出てこない。 シャーロック・ホームズの原作者コナン・ドイルの書いたSF、ロストワールドみたいな地底の世界が出てきてちょっと面白い。 別件 昔見た「キングコング対ゴジラ」、高島忠夫が出たやつをちょっと思い出した。キングコングが船で日本に運ばれてくるシーン良かった。

黄金の馬車:Prime Videoで見る

 以前、日比谷シャンテシネで見た記憶のあるジャン・ルノアールの「黄金の馬車」であるが、アマゾンPrime Videoで見る。クレジットが英語だったから英語版なのかなと思ったらセリフはフランス語版でした。DVDは英語版のようですが、望んでいたものを見ることが出来た。ルノアールは、英語、フランス語、イタリア語版を作ったようである。 イタリアの旅芸人が、スペイン統治下のペルーに行く。その船で一緒に運ばれたのが黄金の馬車だったのね。以前見たときは、黄金の馬車の奇麗な色が良く判らなかったが、今回は比較的良く判った。芝居を見て、「イタリア語は判らない」というセリフがある。フランス語版だが、芝居や芸人同士の会話はイタリア語で話されているという設定なのね。ルノアールの「大いなる幻影」では、フランス人はフランス語、ドイツ人はドイツ語、貴族の会話はフランス語、秘密の会話は英語というふうにやっていたのが一つのテーマだったが今回は違ってますね。面白い。アンナ・マニャーニが笑う笑い声が大きくて何だか笑える。アンナ・マニャーニをめぐって男が三人、そして黄金の馬車はどうなるのだという物語ですね。

ジャン=リュック・ゴダール/遺言 奇妙な戦争、画家ボナール ピエールとマルト、瞳をとじて

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3月20日から23日に、東京、横浜と宿泊し、ゴダールの遺作「遺言 奇妙な戦争」、ビクトール・エリセ「瞳をとじて」、その他3本の映画を見てきました。 そもそもは、横浜でのフランス映画祭で映画を見て、その前後でゴダールと、エリセの映画を見ようと目論んだ。横浜でのフランス映画祭で「画家ボナール ピエールとマルト」を予約する。それで前日はゴダールで、土曜日朝にエリセを見ようと決めた。 3月20日 弟は僕のヒーロー このイタリア映画は、予告編をちょっと前に見たよな。いつどこで見たのだろう。コメディなのでしょうが、ちょっと私が笑えないのは、外国映画だかなのだろうかな。ダウン症の弟がうまいと感じた。 ポトフ 美食家と料理人 ジュリエット・ビノシュの後ろ姿のヌードに痺れた。トラン・アン・ユン監督作品。ブノワ・マジメルってこんなに歳だったか、74年生まれなのだから少し老け役をやっているのね。 ジャン=リュック・ゴダール/遺言 奇妙な戦争 ナレーション(ダイアローグ)と文字情報(テキスト)、そして映像というゴダールの遺作になるのか。野生の鳥の鳴き声は今回は入っていなかったね。20分ほどの作品でした。 3月21日 無理しない ケガしない 明日も仕事! 新根室プロレス物語 新根室プロレスという団体は、プロレスに少し興味のあるアンリでも知らなかった。登場する素人プロレスラー、平日は他の仕事をしている人々の生きざまですね。アンドレザ・ジャイアントパンダというのはどこかで聞いたかな。 画家ボナール ピエールとマルト ヴァンサン・マケーニュが画家のピエール・ボナールを演じる。マケーニュというとコメディ系の映画によく出ている印象がある。出て来るだけで笑う客がいたよなあという過去の経験、印象を私は持っているが何の映画だったのだろう。今回はいつもの風貌とも違う。コメディではない。映画後の質疑で、役のために痩せたということでした。日本でも人気で、これからますます人気が出ると質疑の中で質問した人が言っておられた。窓を開けて外に出るシーンが何回かあったかな。川に入るシーンも多かったね。 写真は監督のマルタン・プロヴォとヴァンサン・マケーニュが両脇にいて、箱根ラリック美術館に秘蔵されていたボナールの絵La Rue (通り)とともにポーズ取ったものです。写真撮影時間(フォトセッション)ということで、慌ててスマホの

Perfect days をイオンシネマ銚子で見る

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2月13日 夜明けの薄暗い感じの早朝のシーンから始まる。全体的に光の濃淡が映像に出ていますね。薄暗いところとかが、好きです。役所広司演じる主人公のルーティーンというか、決まってする日課が描かれる。「アラン・ドロンのサムライ」ならぬ役所広司の侍だね。仕事のない休日の決まってする日課も描かれる。この日課が崩れるときに物語となるというのかな。フィルムのカメラ、カセットテープが小道具で登場する。スカイツリーを背景として景色として出てくるがなぜか不思議に美しいと感じた。ヴィム・ヴェンダースだね。 全体的に自然の光の濃淡が出ているかな。石川さゆり、三浦友和良いです。役所広司が日課で立ち寄る浅草の居酒屋も好きでした。 銚子で、ヴィム・ヴェンダースの映画を見られるとは夢にも思わなかった。

映画ぞめ(初め)

1月11日 今年の劇場映画鑑賞初めは、横浜まで行ってみた下記3本でした。 枯れ葉 (監督:アキ・カウリスマキ) 春画先生(監督:塩田明彦) ドリー・ベルを覚えているかい?(監督:エミール・クストリッツァ) ジャック&ベティに久しぶりに出かけて映画を見た。春画先生は、去年も見た。 映画の後は、「国民酒場じぃえんとるまん」で一杯です。(リンクは去年の訪問時のレポート) 国民酒場じぃえんとるまん

映画(ゴジラなど)

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 ゴジラ-1.0 1月16日 モノクロバージョンをイオンシネマ銚子で見た。ミニポスターをもらった。片面は日本版、裏は米国版のポスターの様です。 カラー版は去年2回見た。下記のごとく次に見る映画の時間調整かと思われる。今回は時間調整では無いね。 11月20日「オンステージ(試写会)」の前に見た。 12月21日「首」(監督:北野武)の前に見た。

体験的映画編集論:京橋フィルムセンター

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 1月12日、13日と京橋フィルムセンターでの「体験的映画編集論」というセミナーに参加してきました。日活の編集者だった鍋島淳氏、松竹京都の編集者だった園井弘一氏の話を関係者交えて座談会の形で聞く。その前に、彼らの編集した映画、TVの参考上映を見ました。 12日:鍋島淳氏編集:「あゝ野麦峠」 13日:園井弘一氏編集:「必殺仕掛人 秋風二人旅」「必殺仕掛人 地獄花」 どちらの編集者も言われていたことですが、監督が編集室に来て意見を言うということはなくて、自分たちに任されたということでした。昔の35mmや16mmのフィルムの編集って小さな画面をのぞき込んでやる一人での孤独な作業ですから、編集室に監督が来ても編集の議論なんかできなかったのでしょう。その前に議論していたと理解しました。編集のやり方も理論よりはフィーリングみたいなことは両名ともおっしゃっておりました。園井氏の話で、フィルムの編集で最低のラインは2コマだということでしたが、1秒24コマの2コマだとほんの一瞬でほとんど何も見えないのではないかとも思いました。日本映画史の勉強になりました。鍋島氏は日活でしたからロマンポルノも編集に携わった。コスト削減のためだそうだがロマンポルノは基本的にオールアフレコだそうで、編集後のアフレコなので編集時にはサイレントのフィルムを編集したという話を聞きました。同時録音でないと撮影するのも時間短縮できるか。少なくとも音声待ち、セリフの言い間違いNGというのはないから時間短縮できるのかな。いろいろ面白い。 12日分は、受付番号28番で予約が取れた。入館は1番だった。何かの事情で来れない人がたくさんいたのね。13日は、受付番号26番で3番目の入場だった。王長嶋だな。 12日の夜は、宿泊先近くの「よる竹」で一杯やりました。 「まる竹」が夜は「よる竹」に

2023年私の重大ニュース

 2023年を振り返る。来年の原動力にしたいものですね。私の重大ニュースです。 銚子ロケの映画に出演 映画「オンステージ ON STAGE」の撮影の見学とともに、端役で映画出演しました。公開封切が楽しみです。 映画オンステージについて 山形国際ドキュメンタリー映画祭に4年ぶりに行く 2年ごとの開催のドキュメンタリー映画祭であるが、2年前はコロナでオンライン開催になってしまった。今回4年ぶりに山形にて実際の劇場で映画を見ることができた。映画の後はおなじみの居酒屋金魚で飲んで食べて楽しく過ごしました。 山形国際ドキュメンタリー映画祭2023 山形に出かけました 山形で食べた飲んだ 東京、横浜に出張 出張と言っても、東京、横浜方面に遊びに何回か行きました。 新橋駅前で、会社員時代の上司であり、先輩であり、同僚であったTさんに似た人が汽車ポッポの写真を撮っているのを見かける。私がよそ見をしているわずかな時間に見失う。次はないというような偶然のチャンスを逸してしまった。勉強会「映画における引用と肖像権」の時でした。その後、SNSでご本人と確認できました。当日の新橋の汽車ポッポの写真が写っているので間違いないと確信しました。SNSでコンタクトできました。なんという偶然でしょう。(本件は、下記リンクには書いていない初公開事項です。) 勉強会「映画における引用と肖像権」 猫との関係が改善 猫来て、我が家の中で逃げられ、天井裏に籠城されたのは去年のことでした。今年は猫との関係は改善してまいりました。 猫と一緒にオノマトペ、一緒に勉強できています。 猫が鳴く /miauler 猫に、ロバート・デニーロばりに話し掛けてもみました。 Talking to my cat / 猫に語る タケノコのそばに寄ったときに猫に話し掛けた。 タケノコと猫 動画編集 YouTubeやインスタグラムにアップロードしてみた。 思い出のサンフランシスコと銚子を結び付けたアイデアは我なりに面白いと思ったのだ。しかし、世間の評価はどうなのだろう。 思い出のサンフランシスコ 銚子で歌う 銚子の夏が比較的涼しいということを表現しました。 銚子, 涼しい風 / A cool breeze in Choshi / Une brise fraîche à Choshi スパゲッティを食べるというテーマで格闘して3部作作りまし

オンステージ ON STAGE

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 11月20日 ずいぶん時間がたってしまったが、銚子で撮影され、ちょっと私も関わったこの映画の試写会がイオンモール銚子のイオンシネマで開催されました。チーママと一緒に行きました。18時からの上映だったのでその前に、「ゴジラ-1.0」を見る。「ゴジラ-1.0」上映後に、トイレで声を掛けられる。「オンステージ」の有馬監督だ。次の上映の準備をしているのですね。 上映前に有馬監督が挨拶され、試写上映が行われた。上映後、出演俳優、スタッフの方が前で挨拶されて、以前、来銚された時に野良犬に遭遇したという話が出てきてちょっと笑った。私なんか外川でよく野良犬に吠えられたことを思い出したが、最近の若い人には馴染みがないようだ。犬の町内送りという各町内で犬が待っていて、町内移動するたびに交代で犬に吠えられるという経験、及び落語「品川心中」での先代金原亭馬生師匠の噺を思い出した。ほとんど撮影だけで銚子のどこも見ることができなかったが夕日がきれいでしたというのは主演の谷川俊さんのお言葉でした。映画の内容は、封切公開までのお楽しみですね。クラウドファンディングにちょっと参加したわけで、ラストのクレジットに「アンリ小林」と入っており、関係者気分でイオンを後にしました。(出演させて頂きました。) 銚子の美味しいものを食べてお帰り下さいと思うのだが、映画の後は高速バスで帰る人もいるようで、映画のスタッフ・キャストも大変です。お疲れ様でした。 イオンシネマの劇場の前にあった表示 この映画のプロジェクトです。

黄色い繭の殻の中 フィルメックス映画祭/ヒッチコックの映画術

 11月23日 東京、横浜遠征2日目は、フィルメックス映画祭の1本を見に宿泊先の横浜から有楽町に行き、その後はヒッチコックについての映画を見に横浜に戻り、横浜シネマリンに行く。 朝食は、ゆで太郎で、かき揚げそばと玉子の朝そばを食べた。 黄色い繭の殻の中 ワンシーン・ワンショットあるいはワンシーンワンカットと呼ばれる長回しで撮影されているといるというので興味を感じて、今回のフィルメックス映画祭で上映される映画では唯一チケットを予約購入した。178分の長尺、長回しの作品でした。冒頭3人の男が出てきて、飲食している。会話から一人が田舎生活に入るというので、送別会なのかとも想像する。カメラが遠いので、誰が話しているのかよくわからない。その後は、交通事故があったという話があって、個室でのマッサージで男とマッサージ嬢との会話のシーンになる。事故の母子とこの男は関連あるようで、やがて男が幼い甥を連れて移動の旅となる。その後、男はいろいろと彷徨う。話がよくわからないのは、物語だけを語っているわけではなくて、長回しの中でいろいろは枝葉が出てくる。しんどく長い映画である。しかしながら何か懐かしく幼いころのことを思い出させてくれる映画でもある。見る人見る人で思いは違うでしょうが、この傍若無人な映画は決して否定するべき映画ではないと思いました。 傍若無人な映画といつも私は形容する映画は、決して否定しているわけではなくて、よくぞこんな映画を作ったねという賛美である。私は嫌いですが、ほかの人が評価する。 後半の方で水の流れが随分出てきた。タルコフスキーだねなどと思っていた。上映後の質疑で、影響を受けた監督という質問があったが、タルコフスキーの名前も出てきました。 映画の後は、横浜・関内に移動するべく山手線に乗り品川で京浜東北に乗り換える。新橋で「TOKYO豚骨BASE MADE by博多一風堂 品川店」で遅い昼食です。 ヒッチコックの映画術 ヒッチコックが、ゆっくりしたスピードで語る。AIによる合成の音声なのかなどと思いながら、ヒッチコック映画についてのドキュメンタリーを見る。こんな思いでこの映画をのシーンを撮影していたのかと驚き、ワクワクしながら見た。 今回の東京、横浜遠征は、この『ヒッチコックの映画術』と前日の『春画先生』であった。あいだに東京フィルメックス映画祭の『黄色い繭の殻の中』も見

春画先生

11月22日 久しぶりの東京、有楽町駅に降り立ちました。よもだ蕎麦で、春菊天そば食べる。いつもせわしないよもだ蕎麦ですが、席があくまで、蕎麦出さずに待つのね。このシステムがあるから皆さん席があっての食事です。私よりあとに来た女性、素早く食べて、私より早く去る。恐れ入りました。 シネスイッチ銀座で映画2本見た。 ルー、パリで生まれた猫 猫をどう撮影するか、人間、犬、猪も出てきたが、単独のショットは比較的容易だが、同時のショットは大変だったろうと見ていた。 春画先生 頭にスマートフォーンをつけて電話なり、リモート電話をすれば、別室にいる別人にも密室での性行為を中継できるのね。これは刺激的ですね。塩田明彦監督は、ブレッソンの『やさしい女』とトリュフォーの『私のように美しい娘』というタイトルから名付けた『やさしい娘』という8mm映画を学生時代に見て以来注目している映画監督だ。春画を見るときにはハンカチで口元を覆ってみるのね。よだれや唾で春画という芸術作品を汚さないようにするというところでしょうね。春画を見入る登場人物たちがそろってハンカチで口を覆うのが映画的でした。北香那と 柄本佑 がバーで酒を飲んでいる、次は性行為のシーン、そして気が付くと彼女は、柄本佑と一夜を過ごしていたというカットが面白い。北香那が目隠しをされて向かった家の照明はろうそくの光っぽいですね。なぜ、安達祐実のヌードがないのだ?安達祐実は、鞭プレイで怪演しているが、ヌードが見たかった。 日活ロマンポルノのにおいがするなあ。裸の少ないポルノ映画と言えるか。塩田明彦監督は、ロマンポルノ・リブート・プロジェクトで、『風に濡れた女』を監督しているからなね。白川和子も出演している。 映画の中に、春画ならぬ春菊という言葉が出てきた記憶があるが、私の聞き間違いかいや聞いた。昼に春菊そばを食べたのも何かの縁か。 いや面白かった。イオンシネマ銚子では上映がなさそうだったので、銚子から有楽町、銀座まで出かけたのです。 この晩は、横浜宿泊しました。

月/キリエのうた イオンシネマ銚子で見る

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ちょっと前の話であるが、イオンシネマ銚子で映画を見ました。10月19日にはしごをしようと思ったが、2本とも長い映画なのでちょっと断念して、「キリエのうた」23日に○○記念病院に行った帰りに見ることにした。 10月19日 月 監督石井裕也、主演宮沢りえということで、石井裕也監督の映画ということで何の知識もなく見に行きました。冒頭で地面でうごめいているのはヘビかね。過去のシーンが瞬間的に短くフラッシュバックされるところがあり、話が判りやすい。上映時間はその判りやすさもあって、144分と長くなったのかな。宮沢りえを決して奇麗な顔で撮影していないというか、こわばったちょっと怖い顔、固い顔で描いている。一度も入ったことにの無い患者の部屋に3人で入るところの編集が衝撃的でした。入院患者がみんなリアルに感じた。 10月23日 キリエのうた 岩井俊二監督ということで見た。この主人公の歌声に驚かされる。上映時間178分であるが面白く見た。 映画を2本、はしごしなくて良かった。

Yamagata YIDFF 山形国際ドキュメンタリー映画祭2023 山形に出かけました

 10月8日から13日まで山形に出かけ滞在した。山形国際ドキュメンタリー映画祭2023(10/5-12)の後半を観客として参加したのだ。会社員生活を終えたので、今まで参加したことがない表彰式とその翌日の受賞作の再上映まで初めて参加できた。前半見落とした作品を再上映で見るという目論見でした。ちょっと最終日辺りは疲れを改めて感じました。今まで前半から参加して表彰式の日ぐらいに帰るパターンでも滞在最終日は疲れていたので変わりはないのだが、だんだん若くなるわけではないのは当然として、加齢によりより一層疲れた感じではある。会社員時代は、会議の主催者になってしまい予定を変更してホテルを1日前にチェックアウトしたことや仕事が終わらず予約の当日に山形に行けずに翌朝山形に着いたことなど1泊分を無駄にしたことも過去の思い出ではある。今なら山形からリモート会議などで対応できたかもしれない。時代は変わるのだ。 10月8日 新幹線で山形に着いて、ホテルにチェックインの後、山形市民会館で1本映画を見る。 アンヘル69 このタイトルはソシアルネットワークのアカウント名が映画のタイトルである。名前の後に番号が付いているアカウント名、インスタグラムで最近よく見かけますね。死亡して棺桶に入れられ、車で運搬中のアンヘル69が画面で示される。映画を作るオーデションでインタビューされる人々がその後どうなったのか、メデジンという麻薬組織で悪名高い町での物語が語られる。「幽霊とのセックス」というものがナレーションに出て来るが、何かの比喩、暗喩、隠喩ですかね。棺桶に入っている人は本当に死体なのであろうか? 10月9日 中央公民館ホール(アズ七日町6F)に行き、「三人の女たち」を見る。 三人の女たち 時々ほほえましい笑いが客席から起こる。女性ばかりのウクライナの村であるが、タイトルの3人の女とは誰なのだ。農家の女性と節足動物の研究者の女性と郵便局の女性かな。冒頭で撮影を拒む農家の女性がメインかな。撮影のメンバーはドイツ人であり、越境の外国人が撮影するわけであるが、映画が進むにつれて村、村人たちとなじんでくることが判る。 午後は、市民会館大ホールに移動する。山形駅前のラーメン渓流で味噌ラーメン1100円を食べる。インフレ、材料費高騰の1100円なのか、でも納得の分量の味噌ラーメンでした。 あの島 フランス語だね。手持

福田村事件 イオン銚子で見る

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 9月30日 「福田村事件」なんて銚子の映画館で上映されるとは思っていなかったから、横浜辺りに行って、別の映画を合わせてみる一人ツアーでもやろうかと思っていたら、イオンシネマ銚子で上映されるというので、横浜行きは無しにして、この日に銚子電鉄と銚子駅からイオン行きバスを乗り継いで、映画館に行きました。土曜日とはいえ、この映画に観客が10人以上いた。ちょっと驚きました。森達也監督の作品は、「放送禁止歌 〜歌っているのは誰? 規制しているのは誰?〜」は東中野の劇場で見た。「A」「A2」「FAKE」なんてどこまでが本当なのなどと思ってみた。私は、監督の思いとは違う解釈をしてしまう感じがしなくもない。ドキュメンタリーでの表現を解釈するうえで、どう解釈していいのだと私は自問自答してしまう。今回は、ドキュメンタリーならぬ初の劇映画、原作はあるようですがが、映画のクレジットに出てきたかな?実際にあった事件をモデルにしているようです。福田村というのは千葉県の村なのでご当地映画と言ってもいいかもしれない。内容的には 香川県を出発していた薬売りの一団と福田村の人々の話が並行して描かれる。どうつながるのか?いったい何なのだと思いつつ、関東大震災の前後の話になる。多少説明的を仕込んだようなセリフがあるが、物語の背景を説明するにはなくてはならないかな。扇子が引き金、さらにその後に、引き金があった。劇的で、人間関係、多様性、恐怖、色々出てきて面白く見た。 東映の撮影所で撮影されたところは、前に川なのかあってすぐに分かったが、松竹の撮影所のシーンはどこだ? 土曜日のイオン銚子は、平日と比べて人が多かったですね。

ミステリーと言う勿れ 禁じられた遊び イオンシネマ銚子で見る

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 9月20日 ミステリーと言う勿れ 予告編が面白そうだったので、見ました。予告編が面白いところを良く取り込んでいたのですね。本編は、あまり乗れませんでした。テレビシーズなのね。テレビを見ているともうちょっと面白いのかな。似たような髪型の若者が出てきて、何だかわからなくなるのは、私の動体視力が落ちているのかな。 平日水曜朝の回ですが、久々に10人以上の客がいたメジャーな映画を見たのだね。 禁じられた遊び ルネ・クレマンの往年の名作映画と同じタイトルだが、これは「リング」「仄暗い水の底から」などを撮った中田秀夫監督の作品を見る。映画を見るまで出演者も知らず、さてどうなるかと思っていた。冒頭の方で、妻役の表情が何か違うような違和感を感じる。家の中からベランダに出てきたところで、顔のアップがあって、その表情のところである。この違和感が後々恐怖を増幅させたのか。ファーストサマーウイカという役者さんなのね。どこまでが苗字でどこからが名前だ。 橋本環奈のびっくりした顔というか、恐怖におののく顔の表情が良いですね。だんだん、見ていてワクワクしてきた。面白いではないか。と言う訳で面白く見ました。 イオンシネマ銚子で映画のはしごをしてしまった。 銚子1日旅人パス 銚子電鉄、イオンシャトルバスを利用、外川駅・銚子駅・イオン銚子の移動に、銚子電鉄の車両内で、「銚子1日旅人パス」(1000円)を買った。 外川・銚子往復(350円X2:700円)、銚子駅・イオン銚子往復(290円X2:580円)で、700+580=1280 1280-1000=280、一日パスの方が、280円もお得だ。

こんにちは、母さん イオンシネマ銚子で見る

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 9月19日 快楽亭ブラック師匠のブログでも言及していましたが、大泉洋はコメディアンですね。しゃべり方は、セリフの文末が男はつらいよの寅さん風ですね。監督が男はつらいよの山田洋次なのであるからそうなんでしょうが、寅さんを彷彿させます。家のセットは、とらや風ですね。2階に上がる寅さんの階段もある。前作の「キネマの神様」で感じた小津安二郎タッチのショット、シーンが今回さらに出てきて、小津へのリスペクトなのか、松竹大船の伝統で映画作るからなのか、うれしくなる。赤いやかんでお湯沸かしているシーンにちょっと涙が出てきた。時々死を意識したような台詞が出て来るが、山田監督、まだまだ元気と思いました。 火曜日の9時15分の回ですが、観客は5人だったかな。銚子電鉄、イオン行きシャトルバスを乗り継いで、外川からイオン銚子に行きました。

See you in September 歌う

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今年は、誕生日用に2曲歌いました。夏の撮影、駅での別れに、外川駅、銚子電鉄、9月をマリーナ海水浴場で待つという雰囲気で、俳優アンリ小林を出演させています。若者の歌だからもっと若い俳優が良かったが、致し方ない。 高校生の頃に、おぼえた歌の歌詞ですので、比較的よく覚えています。この曲が「アメリカン・グラフィティ」という映画で使われていますが、映画を見たのは大学生のころですね。飯田橋佳作座だったかな(記憶が定かではない)。 https://youtu.be/wGs4fU_Og9M

Les enfants s'ennuient le dimanche /日曜は退屈 歌う

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毎年、8月、9月に誕生日の人が多いので誕生日のお祝いを込めて歌っています。誕生日の歌はネタが尽きてきましたので、思いつく歌を歌って、誕生日の歌としています。今回で7回目ですね。 「トリュフォーの思春期」という映画でも使われたシャルル・トレネの「日曜は退屈」と訳されている”Les enfants s'ennuient le dimanche”を歌ってみました。歌い込みが足りていなくて、えらく下手なシャンソンになってしまいました。銚子市外川町近辺を撮影しています。日曜日閉店している商店も撮影したのですが、あまり淋しくなってもと思い、学校と金融機関の日曜の様子を使っています。 https://youtu.be/47J6-4JmAos Chaque mois d'août, j'ai chanté des chansons pour l'anniversaire de mes amis. J’ai filmé ma chanson et je l’ai téléchargé au YouTube depuis 7 ans.