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黄色い繭の殻の中 フィルメックス映画祭/ヒッチコックの映画術

 11月23日 東京、横浜遠征2日目は、フィルメックス映画祭の1本を見に宿泊先の横浜から有楽町に行き、その後はヒッチコックについての映画を見に横浜に戻り、横浜シネマリンに行く。 朝食は、ゆで太郎で、かき揚げそばと玉子の朝そばを食べた。 黄色い繭の殻の中 ワンシーン・ワンショットあるいはワンシーンワンカットと呼ばれる長回しで撮影されているといるというので興味を感じて、今回のフィルメックス映画祭で上映される映画では唯一チケットを予約購入した。178分の長尺、長回しの作品でした。冒頭3人の男が出てきて、飲食している。会話から一人が田舎生活に入るというので、送別会なのかとも想像する。カメラが遠いので、誰が話しているのかよくわからない。その後は、交通事故があったという話があって、個室でのマッサージで男とマッサージ嬢との会話のシーンになる。事故の母子とこの男は関連あるようで、やがて男が幼い甥を連れて移動の旅となる。その後、男はいろいろと彷徨う。話がよくわからないのは、物語だけを語っているわけではなくて、長回しの中でいろいろは枝葉が出てくる。しんどく長い映画である。しかしながら何か懐かしく幼いころのことを思い出させてくれる映画でもある。見る人見る人で思いは違うでしょうが、この傍若無人な映画は決して否定するべき映画ではないと思いました。 傍若無人な映画といつも私は形容する映画は、決して否定しているわけではなくて、よくぞこんな映画を作ったねという賛美である。私は嫌いですが、ほかの人が評価する。 後半の方で水の流れが随分出てきた。タルコフスキーだねなどと思っていた。上映後の質疑で、影響を受けた監督という質問があったが、タルコフスキーの名前も出てきました。 映画の後は、横浜・関内に移動するべく山手線に乗り品川で京浜東北に乗り換える。新橋で「TOKYO豚骨BASE MADE by博多一風堂 品川店」で遅い昼食です。 ヒッチコックの映画術 ヒッチコックが、ゆっくりしたスピードで語る。AIによる合成の音声なのかなどと思いながら、ヒッチコック映画についてのドキュメンタリーを見る。こんな思いでこの映画をのシーンを撮影していたのかと驚き、ワクワクしながら見た。 今回の東京、横浜遠征は、この『ヒッチコックの映画術』と前日の『春画先生』であった。あいだに東京フィルメックス映画祭の『黄色い繭の殻の中』も見