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10月, 2023の投稿を表示しています

巾着蟹に吸い寄せられる

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10月20日 買い物から家への帰り道、外川の道で、チーママは豆腐屋に寄りたいという。榊原豆腐店だ。そこで焼豆腐を買う。家に向かう道すがら川崎屋に カニがあったらどうすると私がチーママに尋ねた。10月下旬だからね。もうないかな等と冗談のごとくの問いかけだ。店の前に行くとショーケースにあった巾着蟹に吸い寄せられるように、チーママは店に入って行き、「カニ下さい。マグロ中落ち下さい。」と定番のように、マグロ中落ちと巾着蟹購入した。巾着蟹は5杯で千円だったかな。この晩にマグロ中落ちで一杯、翌日に巾着蟹で一杯となった。 私が子供のころは、家で茹でた巾着蟹ですが、いまや魚屋さんで茹でたカニが売られているのである。 10月27日、28日と川崎屋の前を通ったが、また巾着蟹を売っていた。女将に聞くと今年はまだ採れるらしい。夏のカニだと思っていたが、海流の影響か、地球温暖化に関係しているのであろうか? 巾着蟹 マグロ中落ち 焼豆腐 焼豆腐の上に、山形の居酒屋・金魚で分けて頂いた味噌を載せて食べました。珍しく焼豆腐を買ったのはこの味噌で頂くためだったのね。山形と銚子のコラボレーションだね。 焼豆腐と味噌

山形で食べた飲んだ

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 10月8日から13日まで山形に出かけ滞在した。山形国際ドキュメンタリー映画祭2023(10/5-12)の後半を観客として参加したのだ。2年前はオンライン開催だったので山形にはいかず、今回は4年ぶりの現場での上映となり、映画と飲酒に明け暮れました。 10月8日 映画の後、居酒屋・金魚に行く。カウンターに4人分の箸が置いてある。ロカルノで知り合い、この山形の映画祭でもご一緒することがあるS夫妻がカウンターを予約してくれていたのね。カウンターは予約できるのか?S夫妻もしばらくしてやってきましたのでしばらくぶりの4人での飲みになりました。ズワイガニは、冬のものという印象があるが、山形ではこの時期が一番うまいそうです。カニ、芋煮はチーママから少し頂く。同じものは2人前頼まず、1人前を取り敢えず食べるのが、アンリ小林の流儀です。刺身盛り合わせも食べました。日本海の魚介類だね。 ズワイガニ 10月9日 市民会館大ホールで、「言葉の力」&「火の娘たち」を見た後、歩いて金魚に向かう。その途中、中央公民館ホール(アズ七日町)の前を通ると、映画を見終えたと思えるグループが飲みに行く相談をしている。「今日、金魚やっているかな?」「金魚行くか」という相談がまとまった様子である。このグループに先を越されてはいけないとダッシュして(というほどではないが)足早にいそいそと金魚に向かいました。 店に着いた後しばらくして、何グループか来店、満席になりそうな感じとなりました。納豆オムレツを頼んだのだが、団体客で忙しそうなので、「納豆オムレツはゆっくりやってください。」と言いつつ、お酒を楽しんでおります。簡単に作れる料理だったのか、団体客の料理と一緒に作ったのか煮込み料理を出していただけたのでそれでつないでさらに酒を飲む。カウンターに映画祭で来た若者が来たのでその人と話が盛り上がる。さて何杯飲んだのだろう。金魚カクテルも飲みましたよ。がさ海老をまだ食べていないから翌日はがさ海老ですねなどという会話をした。納豆オムレツはどうしたのかな、食べたのであろうか? 10月10日 金魚でがさ海老と西バイガイの刺身で一杯です。西バイガイはコリコリした歯ごたえでおいしい。がさ海老というのは、金魚で以前に教えて頂き、好きになった。日本海のもので、太平洋にはいない。量も少ないので関東には出回らないようですね。と言う訳でここ

Yamagata YIDFF 山形国際ドキュメンタリー映画祭2023 山形に出かけました

 10月8日から13日まで山形に出かけ滞在した。山形国際ドキュメンタリー映画祭2023(10/5-12)の後半を観客として参加したのだ。会社員生活を終えたので、今まで参加したことがない表彰式とその翌日の受賞作の再上映まで初めて参加できた。前半見落とした作品を再上映で見るという目論見でした。ちょっと最終日辺りは疲れを改めて感じました。今まで前半から参加して表彰式の日ぐらいに帰るパターンでも滞在最終日は疲れていたので変わりはないのだが、だんだん若くなるわけではないのは当然として、加齢によりより一層疲れた感じではある。会社員時代は、会議の主催者になってしまい予定を変更してホテルを1日前にチェックアウトしたことや仕事が終わらず予約の当日に山形に行けずに翌朝山形に着いたことなど1泊分を無駄にしたことも過去の思い出ではある。今なら山形からリモート会議などで対応できたかもしれない。時代は変わるのだ。 10月8日 新幹線で山形に着いて、ホテルにチェックインの後、山形市民会館で1本映画を見る。 アンヘル69 このタイトルはソシアルネットワークのアカウント名が映画のタイトルである。名前の後に番号が付いているアカウント名、インスタグラムで最近よく見かけますね。死亡して棺桶に入れられ、車で運搬中のアンヘル69が画面で示される。映画を作るオーデションでインタビューされる人々がその後どうなったのか、メデジンという麻薬組織で悪名高い町での物語が語られる。「幽霊とのセックス」というものがナレーションに出て来るが、何かの比喩、暗喩、隠喩ですかね。棺桶に入っている人は本当に死体なのであろうか? 10月9日 中央公民館ホール(アズ七日町6F)に行き、「三人の女たち」を見る。 三人の女たち 時々ほほえましい笑いが客席から起こる。女性ばかりのウクライナの村であるが、タイトルの3人の女とは誰なのだ。農家の女性と節足動物の研究者の女性と郵便局の女性かな。冒頭で撮影を拒む農家の女性がメインかな。撮影のメンバーはドイツ人であり、越境の外国人が撮影するわけであるが、映画が進むにつれて村、村人たちとなじんでくることが判る。 午後は、市民会館大ホールに移動する。山形駅前のラーメン渓流で味噌ラーメン1100円を食べる。インフレ、材料費高騰の1100円なのか、でも納得の分量の味噌ラーメンでした。 あの島 フランス語だね。手持

福田村事件 イオン銚子で見る

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 9月30日 「福田村事件」なんて銚子の映画館で上映されるとは思っていなかったから、横浜辺りに行って、別の映画を合わせてみる一人ツアーでもやろうかと思っていたら、イオンシネマ銚子で上映されるというので、横浜行きは無しにして、この日に銚子電鉄と銚子駅からイオン行きバスを乗り継いで、映画館に行きました。土曜日とはいえ、この映画に観客が10人以上いた。ちょっと驚きました。森達也監督の作品は、「放送禁止歌 〜歌っているのは誰? 規制しているのは誰?〜」は東中野の劇場で見た。「A」「A2」「FAKE」なんてどこまでが本当なのなどと思ってみた。私は、監督の思いとは違う解釈をしてしまう感じがしなくもない。ドキュメンタリーでの表現を解釈するうえで、どう解釈していいのだと私は自問自答してしまう。今回は、ドキュメンタリーならぬ初の劇映画、原作はあるようですがが、映画のクレジットに出てきたかな?実際にあった事件をモデルにしているようです。福田村というのは千葉県の村なのでご当地映画と言ってもいいかもしれない。内容的には 香川県を出発していた薬売りの一団と福田村の人々の話が並行して描かれる。どうつながるのか?いったい何なのだと思いつつ、関東大震災の前後の話になる。多少説明的を仕込んだようなセリフがあるが、物語の背景を説明するにはなくてはならないかな。扇子が引き金、さらにその後に、引き金があった。劇的で、人間関係、多様性、恐怖、色々出てきて面白く見た。 東映の撮影所で撮影されたところは、前に川なのかあってすぐに分かったが、松竹の撮影所のシーンはどこだ? 土曜日のイオン銚子は、平日と比べて人が多かったですね。