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蛇の道 角川シネマ有楽町で見る

 6月25日 柴咲コウのフランス語が下手だとかいう感想をどこかで読んだ。違う。このこわばったような、機械がしゃべるような言葉は黒沢清監督による演技指導のものであろう。復讐の物語には、このこわばったセリフが合うのだろうか?パリで医者の仕事をし、生活している日本人という設定ですから、そんなフランス語に関わる感想が出るのでしょう。 これは復讐の物語です。犯人探しの物語でもある。 マチュー・アマルリックは、日本でも知られた俳優ですが、彼は殺される役で、監禁場所で殺されて目を見開いてそこに放置されているシーンに笑ってしまう。そんな死体が3体ならんでいるのは、笑えるなあ。このようなシーンで笑えるのは私だけであろうか?