ジャン=リュック・ゴダール/遺言 奇妙な戦争、画家ボナール ピエールとマルト、瞳をとじて

3月20日から23日に、東京、横浜と宿泊し、ゴダールの遺作「遺言 奇妙な戦争」、ビクトール・エリセ「瞳をとじて」、その他3本の映画を見てきました。

そもそもは、横浜でのフランス映画祭で映画を見て、その前後でゴダールと、エリセの映画を見ようと目論んだ。横浜でのフランス映画祭で「画家ボナール ピエールとマルト」を予約する。それで前日はゴダールで、土曜日朝にエリセを見ようと決めた。

3月20日

弟は僕のヒーロー

このイタリア映画は、予告編をちょっと前に見たよな。いつどこで見たのだろう。コメディなのでしょうが、ちょっと私が笑えないのは、外国映画だかなのだろうかな。ダウン症の弟がうまいと感じた。


ポトフ 美食家と料理人

ジュリエット・ビノシュの後ろ姿のヌードに痺れた。トラン・アン・ユン監督作品。ブノワ・マジメルってこんなに歳だったか、74年生まれなのだから少し老け役をやっているのね。


ジャン=リュック・ゴダール/遺言 奇妙な戦争

ナレーション(ダイアローグ)と文字情報(テキスト)、そして映像というゴダールの遺作になるのか。野生の鳥の鳴き声は今回は入っていなかったね。20分ほどの作品でした。


3月21日

無理しない ケガしない 明日も仕事! 新根室プロレス物語

新根室プロレスという団体は、プロレスに少し興味のあるアンリでも知らなかった。登場する素人プロレスラー、平日は他の仕事をしている人々の生きざまですね。アンドレザ・ジャイアントパンダというのはどこかで聞いたかな。


画家ボナール ピエールとマルト

ヴァンサン・マケーニュが画家のピエール・ボナールを演じる。マケーニュというとコメディ系の映画によく出ている印象がある。出て来るだけで笑う客がいたよなあという過去の経験、印象を私は持っているが何の映画だったのだろう。今回はいつもの風貌とも違う。コメディではない。映画後の質疑で、役のために痩せたということでした。日本でも人気で、これからますます人気が出ると質疑の中で質問した人が言っておられた。窓を開けて外に出るシーンが何回かあったかな。川に入るシーンも多かったね。

写真は監督のマルタン・プロヴォとヴァンサン・マケーニュが両脇にいて、箱根ラリック美術館に秘蔵されていたボナールの絵La Rue (通り)とともにポーズ取ったものです。写真撮影時間(フォトセッション)ということで、慌ててスマホの電源を入れたもので、ズームしてぎりぎりで撮ったので監督の姿がきれてしまった。



ビクトール・エリセ「瞳をとじて」

人探しの映画、「捜索者」のごとく、行方不明の友人を探す。探すというのは、旅する映画だ。映画の一つの魅力は旅すること、人が移動することにあると思った。冒頭のシーン、1947年だかと表示されるところに騙された。映画中映画でもあるのだね。ブラボー、「リオ・ブラボー」が見たくなった。「ライフルと愛馬」は大好きな歌です。




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