東京フィルメックス映画祭
東京フィルメックス映画祭の作品を見に東京へ出かけた。
地獄に落ちた者たち
西部 南北戦争の頃の物語 静かだという台詞もある静かな映画かね。台詞や字幕で北軍の話なのだと判る。一度敵に攻められシーンがあるが、南軍の姿は殆ど見えない。でもこのシーンは逆に怖いシーンでした。後ろ姿が多かった気がする。
未完成の映画
カメラワークが面白いのか?部屋に入っていって、演者が話し始める。ホテルから脱出を試みるシーンなどは背を向けたシーンも多いですね。ドアを開けての物語ですかね。監督のロウ・イエでは、「ふたりの人魚」しか見ていないが、「ふたりの人魚」は、何かフランスのヌーベルバーグの作品の匂いがしたのだが、果たして今回の作品はどうだったか。
2020年の春節(旧正月)の頃に、コロナで部屋に閉じ込められた人々がそれぞれに、zoomなのかスカイプなのかで春節の祝いなのか鬱屈したパワーの爆発を見せる。分割画面になるのだが、このパワーは面白さとして伝わった。分割画面と言うのはあまり成功例を見たことが無いが、このzoomだかスカイプでの分割画面は面白いと感じる。
ロウ・イエという名前でチケットを取ったのだ。平日の3時すぎからの上映が満席になるとはちょっと驚いた。
満席だったが、隣に座った女性は、途中ですすり泣いていた。中国女性だと推測するが、当時の出来事や環境を思い出したのか、感動が私と違うな。そんな彼女の感動ぶりは大いに称賛出来るのだが、上映中ものを落としてうるさいのなんの。
上映後、東京駅で崎陽軒のシュウマイ弁当を買って久しぶりに特急電車で銚子に帰る。銚子電鉄最終電車に間に合って外川の家に帰りました。
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