東京出張で見た:羽田澄子監督特集&急に具合が悪くなる&三角屋の交差点で

 6月24日

渋谷シネマヴェーラ:羽田澄子監督特集 フィルム上映が多いので銚子から出かけることにした。

住民が選択した町の福祉:1997年

―続 住民が選択した町の福祉―問題はこれからです:1999年

秋田県鷹巣町、若い岩川町長と反対派の議会が対立していて、町長が行おうとする行政の条例は否決される。町長を糾弾する百条委員会が開かれるって、映画の中でも出てきたがまるで犯罪者を糾弾するようである。新しいことをやろうとすると既得権益を守ろうとする勢力と対立するのだな。羽田監督は当然ではあるが反対勢力にも取材、インタビューしていて町の対立がわかる。

早池峰の賦

フィルム上映。186分。1982年公開だったのね。公開時に、NHKラジオで映画時評と言う番組がありこの186分の長い映画を見るのに体調を整えて見たという女性映画評論家の話を聞いたことを思い出した。なかなか見ていて終わらなかったという感想だったのかな。漸く見ることが出来た。


早池峰の地に伝わる神楽、舞を中心にこの地方を記録している。家族を家の主が紹介してから舞を披露したりして時間がかかったなあ。記録に残すことを大事にして作られた作品だと思った。春から始まって春夏秋冬の1年を描く。タバコの葉を育てる農家の話もあり、専売公社と言う言葉を久しぶりに聞いた。

6月25日

三角屋の交差点で

黄金町ジャック&ベティで見る。フォローもしていないのに、Facebookで何度もこの映画に関するものが出てきたので、これは見ないわけにはいかないのだろうなあと思ったのだ。2011年の東日本大震災と福島第一原発事故で浪江町避難を余儀なくされた一家のドキュメンタリーです。境界線を意識するドキュメンタリーですね。自分の家の近くまで行ってはみたものの境界線から先には行けず。タイトルは、自分の家の近くにある交差点ですね。


急に具合が悪くなる

TOHOシネマズ六本木ヒルズ

濱口隆介監督の作品。フランス人マリーと日本人の真理が日本語とフランス語を巧みに使い分けて会話をする。真理とマリーは日本語とフランス語を彼女らは二人とも流ちょうに話すがどうやって撮影したのかな。ホワイトボードに真理が書く絵と文字は英語ですね。これは国際的に売る映画なので英語になったのかな。

エリック・ロメールの「夏物語」で、メルヴィル・プポーとアマンダ・ラングレが浜辺でフランス語で語り合うところをなんとなく思い出す。


フランスの介護施設で真理が行うワークショップは足の裏を押すようなもので、昔あった足の裏なんとかを思い出してしまった。


長塚京三のひとり芝居は理解されるのかね。


6月26日

渋谷シネマヴェーラで

あの鷹巣町のその後:2005年

あの鷹巣町のその後 続編:2006年

前の2作はフィルムだったがこの2本はデジタルになった。鷹巣町四部作を漸く見られてよかった。この四作目が2006年で、実はこの後の町の様子も知りたいところではあった。

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